美味しくなったおせち料理で正月を迎える

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おせち料理はおいしくないから食べないという声を多く聞きます。もともとは、冷蔵庫がなかった時代に考えられた保存食であったことが大きな理由でしょう。

おせちの情報サイトへお越しください。

また、正月の3が日だけは水の神様、火の神様などが里帰りをすると考えられており、その間に水や火を使うと事故が起きるとされていました。

そのため、3が日だけは水や火を使わないために保存がきく料理を作っておくようになったとも言われています。
おせち料理は保存食の観点から、料理にはすべて火を通してあります。


煮物や焼き物がメインになるのはこのためです。


当時は甘いものが高価でなかなか手に入らないことから、塩を使って素材の甘みを出す方法がとられました。

今のように栗きんとんは砂糖で煮るよりも、塩で甘みを引き出して作られました。
豆が多く使われていたのは、まめまめしく働けるようにという験を担いだ素材を使ったという理由もありますが、塩を使うだけで甘みを感じられる便利な食材であったからとも考えられます。
現代のようにたくさんの調味料をふんだんに使える時代ではなかったものの、未来へ向けての願いや精一杯の知恵と工夫に満ちたものがおせち料理といえます。



昔通りのレシピで作ってもあまりおいしくないと感じるのはその点でしょう。
しかし、現代のおせち料理は謂れや験を担いだスタイルはそのままに、美味しい料理となって提供されています。
高級ゆえにあまり口にできない食材も使われていますが、ホテルや料亭が工夫をこらして作られていますから機会があれば試してみるのもよいでしょう。